机と椅子の高さが合わないと、座り心地が悪いだけではなくて、目の疲れや肩凝りなどの原因と
なります。人間工学に則した適正な高さに調節して快適に生活しましょう。
まずは、椅子の掛け心地を左右する要因は寸法・角度、体圧分布、クッション性です。この3点
をよく考慮した椅子であることを確認し、机との相互関係を正しましょう。机について大事なこ
とは、坐骨結節点(座面の体重を支えるあたり)から机上までの垂直距離(差尺)が人体寸法に
合っていることで、事務作業時の適正な差尺は、下記の通りです。

  ①筆記作業が主な場合  座高×1/3
  ②読書やリラックス   座高×1/3-(2~3cm)

机が高すぎると、肩凝り・目の疲れ・足のふくらはぎがだるくなることが実験によって証明され
ているようです。もし、思い当たる事があれば是非、計測してみて、正しい姿勢で過ごしていき
ましょう。