朝起きて、家の中をまわるのが楽しみに!
S様は、弊社でお世話になっている設備屋さんのご近所さんで、その設備屋さんから弊社を紹介していただいたのが、リフォームのきっかけです。5年前に奥様の体調が悪くなられて、車椅子の移動が出来るように、玄関・廊下・LDKのリフォームをさせていただきました。今回は、1階の6畳和室を8畳+広い縁側をつけた和室に、2階の和室を納戸部屋に、外壁のサイディング張りもさせていただきました。2階の和室は、S様自ら、収納する物の寸法を計測して、必要になる棚なども組み入れ、広い納戸部屋にリフォームしました。窓も3ヶ所設けたせいか、とても風通しが良く、近所の家や畑が見渡せる、なんとも気持ちの良い機能的空間となっています。
S様は、「朝起きるのが楽しみでね。起きたら、まず新しくなった和室に行って、次に2階のこの部屋に来るの。窓を開けて新鮮な空気を入れて・・・
近所の風景を眺めながら、昔はあそこは何だったんだろうなぁ~なんて思いを巡らしてね。長生きするんじゃないかと思っちゃうよね」と嬉しそうに話していただきました。
今年8月は奥様の一周忌でした。弊社としても、何とか奥様の一周忌法要に間に合わせるように、和室の改装を急ピッチで施工させていただきました。
お料理上手でいらした奥様は、S様にいろいろなメニューを伝授されていたそうで「おかげで料理には困らないなぁ~。煮魚もうまく作れるしね」と微笑むS様から、煮豆を美味しく作るコツなども教えていただきました☆
S様邸の以前の玄関引戸には、郵便物等を入れる開口部分があったようですが、リフォーム後の引戸にはなかったのです。それを聞いた弊社大工が、今回新しくした和室の広縁側の外壁をカットし、郵便ポストを設けて、郵便物が広縁に入るように作りました。「かゆいところに手が届く職人さん達だね!一度要望を言うと、連絡体制がきっちりしていてその要望通りにやってくれる。教育がいいんだね」と褒めていただきました。これからリフォームする方にアドバイスをお願いしましたら「この部屋を見にきてください!ってことだねぇ。リフォームは、歴史を全部壊さずに新しくいいものを作り出していくこと。家は3回建てないと満足しないって言われるけど、少しずつでいいから良くしていくのが大切じゃないかと思います」と心に響く言葉をいただきました。ありがとうございました!